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2007.11.10

初めての寄席・天満天神繁昌亭

てんまてんじんはんじょうてい
行きたしと思えど…と一年あまり。
誘ってくれる友人がいて、重くなっていた腰を上げた。
「天満宮」横、と地図で調べ、
京阪の天満橋駅から商店街をあるく。

天神橋筋商店街
京都の寺町どおりほどの広さの道幅で、
もっともっと長くい。
ひやかしながら楽しくあるく。
意外にファッションの店が少ないね、などど言いながら。

大きな通りを渡ってまたアーケードの下をあるく。
すぐの横丁の向こうに真新しい建物とびっしりの幟が見えた。
よしよしあれこそ繁昌亭。
早かったので、並んだのは三、四番目。

中は思ったよりずっと小ぶりだ。
二百席ちょっとだからどこに座っても高座はしっかり見える。
「ツウ」らしき男性に
「どのへんがよろしやろ」と聞いた。
「あんまり前やとしんどいでっせ」との答え。
なるほどそれならトイレに行きやすい側に座ろう。
通路横の席を取り、それからゆっくりあちこち見学に歩く。

何もかもがこじんまり。
洋ものの劇場とはえらい違いだ。
売店にはさまざまなグッズが揃い、
法被姿のおじさんたちは親切だ。(むろん売店の売り子さんも)
何も買わなかったけど、こんどはおみやげを買おう。

三時間も腰が保つかしら
何を見に行ってもそれが心配
しかし次から次と演者が変わるので
気分が変わってけっこう平気だった
お手洗いにも行きやすかった。

お客は圧倒的!に高齢者
わたしなんか、若いほうかも。
車いす用の席も用意してあった。
落語ばかりでなく、手品や浪曲もある。
何もかも珍しく、たくさん拍手した。
(浪花節なんて半世紀ぶりだもの)

一席の時間は短いがその間に
笑いの大中小がきっかり分かれるのが不思議だった。
新作、古典、知らない噺のほうが多い。
古典をもっと知っていれば知ればさらに楽しかろう。
後で詳しいひとに聞いてみた。
(“ちはやぶる”“あわびのし”“ちりとてちん”など)

ハネて表に出ると、さっきまでの出演者が
法被を着てのお見送りであった。
チケット売り場のかたも含め
愛想がとてもよくて、これはまた、ぜひ来たい気になる。
こんなに大笑いしたのは久しぶりだ。

順番に登場する演者さんたち、
顔や噺もだがつい声(話し方も)を比べてしまう。
「ええなあ」と気に入ったひとが三人もあった。


自宅からは京阪特急を使って一時間半、
天満橋から地下鉄に乗り換えると、
歩く距離が短いらしい、夏冬ならそのコースを取ろう。

開場の太鼓がじつに浮き浮きといい音だった。
敲くのは前座さん(名前は…忘れた、ごめんなさい)
鳴り物はやっぱり生がいい。
こうして初めての寄席は、「きっとまた来ようね」と
確かめ合いながら終わった。

次の機会を、とパソコンで日程を調べて驚く。
十一月中は昼席が完売。
夜席も残り僅か。
これだと一か月前に予約しないと再訪は無理。
N○Kのドラマ“ちりとてちん”も人気になっているから
しばらくはきっぷ取りにくそうだ。
地味に地元の落語会を探そう。

2007年10月24日 13:00~16:00 於 繁昌亭
  
  桂    さん都
  林家   花丸
  笑福亭 銀瓶
  笑福亭 智之介(マジック)
  桂    米輔
  笑福亭 松喬

   ~仲入~

  笑福亭 鶴二
  桂    春雨
  菊池  まどか(浪曲)
  笑福亭 仁智
  
  
  

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コメント

寄席デビュー、おめでとうですー。あの寄席という空間は、能楽堂や劇場とは違いますね、なんだかほんわか、あったかい。私も少しずつ寄らせてもらってます。お互いボチボチ行きましょう。

投稿: ginsuisen | 2007.11.11 11:36

ありがとうございます。
思い立ってから時間がたちましたが…楽しかった。
わたしの住んでいる町にも、若手の勉強会があるようです。
ふと、時間が空いたときにはぜひ行きたいです。
(^^)/ぼちぼちと!

投稿: korima | 2007.11.11 21:24

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